ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎92 音圧計算①

音圧計算①

今回から音響学の数学範囲の山場に入る。

簡単に説明すると、今までのデシベル計算の逆を辿る。

 

①音圧[Pa]→音圧比[倍]→音圧レベル[dBSPL]

②音の大きさ[W/m^{2}]→音の大きさのレベル[dBSIL]

今まで勉強した2つの基礎ができないと、この先余計混乱する。

不安な人は数学分野の復習をしよう。

 

これからやるのは①の逆走。

③音圧レベル[dBSPL]→音圧比[倍]→音圧[Pa]

音圧レベルから音圧比や音圧を求める計算だ。

 

今回は手順を示しただけ。

次回は数値を具体的にどうやって求めるかの途中計算を解説する。

 

この先の投稿に進むのは音響学で高得点(75点以上)を取りたい人だけ。

今の自分にそこまでの実力がないと判断したら、

数学分野のデシベル計算と物理分野を復習しよう。

ここから先は混乱するから中途半端な覚悟で勉強しない方が良い。

「余計混乱した」

「過去問解けなくなった」

と言う声は私は一切聞かない。

再三注意したからね。

撤退するのも勇気が必要だ。

来た道を引き返すのも今のうち。

 

絶対高得点取るぞ、という人だけが次回以降の投稿に進める。

 

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