ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎87 音圧レベルと音の強さのレベル

音圧レベルと音の大きさのレベル

これから具体的な計算に入る前に、

音の大きさがdBSIL(dBIL)とどういう関係なのか知っておこう。

 

音圧レベルは『音圧』『音圧比』『~Pa

などの単語が出たらdBSPLの公式を使う。

音の強さのレベルは『音の強さ』『音の強さの比』『エネルギー』

などの言葉が出たらdBSILの公式を使う。

2つの公式は形が似ているから間違えないように。

 

音圧から求めた50 dBの音圧レベル、

音の強さから求めた50 dBの音の強さのレベル、

実はこの2つは人間が聴取する音の大きさが等しい。

それを視覚的に表したのが上表だ。

 

つまり、50 dBSPL=50 dBSIL なのである。

これを知らないと解けない問題がテストに出てくるので、

しっかり覚えておこう。

 

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