これから具体的な計算に入る前に、
音の大きさがdBSIL(dBIL)とどういう関係なのか知っておこう。
音圧レベルは『音圧』『音圧比』『~Pa』
などの単語が出たらdBSPLの公式を使う。
音の強さのレベルは『音の強さ』『音の強さの比』『エネルギー』
などの言葉が出たらdBSILの公式を使う。
2つの公式は形が似ているから間違えないように。
音圧から求めた50 dBの音圧レベル、
音の強さから求めた50 dBの音の強さのレベル、
実はこの2つは人間が聴取する音の大きさが等しい。
それを視覚的に表したのが上表だ。
つまり、50 dBSPL=50 dBSIL なのである。
これを知らないと解けない問題がテストに出てくるので、
しっかり覚えておこう。