ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎100 音の強さ計算②

音の強さ計算②

今回は投稿99と合わせて読んで欲しい。

投稿99は解説で、今回は例題だ。

一つの式変形に一つの計算があるから、

何をどう計算しているのかを読み取ろう。

全部解説すると果てしなく長くなるから、

こういうときにどうすれば良いのかを教える。

 

①上式と下式を見比べて違う箇所を探す。

②式変形した理由を探す。

 

この順で考えるとわかりやすい。

数学が得意な人は上式から自力で解答まで辿り着けるかもしれないが、

そうでない人は「どこが違うのか」「何でその計算をしたのか」を

順に見ていく方が躓きにくい。

 

音の強さの比から音の強さを求めるときは、

指数の計算に注意しよう。

指数法則については投稿①で軽く触れているだけなので、

デシベル計算が一段落ついたら詳しく解説したい。

 

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