ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎⑭ 音速と周波数と波長の公式

音速と周波数と波長の公式

前回の⑬では空気中の音速を求めた。

空気中の音速は公式で求めることができるが、

音響学では340m/sを使うことが多い。

 

今日は新しい公式を覚えよう。

『c=fλ』

これもfとλの間の『×』が省略されている。

音速は周波数と波長を掛けたものである。

 

公式は何回か書けば直ぐ覚えられる。

問題はどう使うかだ。

この公式は音速を求めるだけではなく、

周波数や波長も求めることができる。

 

c=fλの両辺をfで割ると、

c/f=λ、つまり波長は音速を周波数で割るだけで計算できる。

また、c=fλの両辺をλで割ると、

c/λ=f、つまり周波数は音速を波長で割るだけで計算できるのだ。

 

ここまで読んだら問題1と問題2を解いてみよう。

なに、周期の公式が載っていないって?

⑪の記事に戻って公式を確認しよう!

 

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