前回の⑬では空気中の音速を求めた。
空気中の音速は公式で求めることができるが、
音響学では340m/sを使うことが多い。
今日は新しい公式を覚えよう。
『c=fλ』
これもfとλの間の『×』が省略されている。
音速は周波数と波長を掛けたものである。
公式は何回か書けば直ぐ覚えられる。
問題はどう使うかだ。
この公式は音速を求めるだけではなく、
周波数や波長も求めることができる。
c=fλの両辺をfで割ると、
c/f=λ、つまり波長は音速を周波数で割るだけで計算できる。
また、c=fλの両辺をλで割ると、
c/λ=f、つまり周波数は音速を波長で割るだけで計算できるのだ。
ここまで読んだら問題1と問題2を解いてみよう。
なに、周期の公式が載っていないって?
⑪の記事に戻って公式を確認しよう!