ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎63 回折④

回折④

投稿62で長い波長は短い波長より回折することが視覚的に理解できた。

 

ここで、投稿⑭の音速と周波数と波長の公式を思い出そう。

c=fλ

これを、

f=c/λ

とすると、

音速は340 [m/s]の定数なので、

波長が長くなると分母が大きくなり、周波数は小さくなる。

周波数が小さいということは音が低くなる。

 

即ち、

波長が長い音は低い音、波長が短い音は高い音になる。

よくわからなければ、途中を飛ばして結果だけ覚えても良い。

『低い音ほどよく回折する』

 

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