ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎㊶ 開管の基本振動

開管の基本振動

今回から開管の基本振動の説明をしよう。

基本振動は上図のようになる。

口は必ず腹になるからね。

 

今、弦の長さをL[m]、波長の長さをλ[m]とする。

上図の波は実線と破線で表現されているが、

実線だけに注目すると山から谷までである。

すなわち半波長(1/2波長)だ。

 

波長を開管の長さを用いて表すには2倍すればいいので、

λ1=2L

と表すことができる。

 

周波数も弦の振動と同様に、

f=c/λ

上式のλに2Lを代入すると、最後の式が導けるのだ。

 

あれ?この結果、どこかで見覚えないかい?

 

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