『音(圧)は大気圧に対する変化分であり、
音圧範囲は大気圧に対して極めて小さな変化分になる』
この記述は◯か✕か。
ヒント:
この文章は言い回しが難しいのでわかり易い表現に直そう。
『音は大気圧からの気圧の変化であり、
音圧の範囲は大気圧に比べるととても小さい』
前回の投稿で大気圧について書いた。
大気圧は約1013hPaである。
それに対して人間が知覚する音圧の範囲は、
20μPa~20Paである。
つまり、最大でも20Paまでしか聞き取ることができない。
これは、大気圧の1013hPa=101300Paに比べると、
かなり小さい変化だということがわかる。
また、音は大気圧からの空気の圧力変化を
人間が感じ取ったものである。