ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎205 中間テスト41

中間テスト41

『1000Hz、1Paの純音の音圧レベルは94dB SPLである』

この記述は◯か✕か。

 

ヒント:

音圧レベルの計算に周波数は関係ない。

1Paの純音の音圧レベルを計算しよう。

dB SPL=20log(P/P0)

の公式に、

P=1[Pa]

P0=2×10-5[Pa]

を代入して計算すると求められる。

 

補足:

音圧と音圧レベルを対応させて覚えると少し簡略化できる。

20Pa⇔120dB SPL

  2Pa⇔100dB SPL

1Paは2Paの1/2なので、

音圧が1/2になったときの計算をすれば良い。

音圧が10下がると音圧レベルが20下がり、

音圧が2下がると音圧レベルが6下がる。

100dB SPLから6dB SPLを引く。

 

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