ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎180 中間テスト16

中間テスト16

『音圧は通常実効値で表す』

『最大振幅が0.1Paの純音の実効値は0.07Paである』

この記述は◯か✕か。

 

ヒント:

純音の場合、実効音圧は最大値の約70%である。

70%を小数で表すと0.7なので、

式で表現すると、

(実効値)=(最大振幅)×0.7

となる。

 

補足:

音波が生じると、大気圧からわずかに圧力がずれる。

空気の大気圧から圧力のずれを人間が知覚している。

横軸時間、縦軸音圧の音波のグラフを見ることが多いが、

一般的にその音の音圧とは、圧力グラフの最大値ではなく、

実効値という平均的な値を指している。

 

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