『音圧は数学的に、P=A×sin(ωt+θ0)と表す』
この記述は◯か✕か。
ヒント:
P=A×sin(ωt+θ0)
これを数学的に説明すると非常に面倒なので形だけ覚えてほしい。
×を省略した、
P=Asin(ωt+θ0)という表記もある。
振幅と表現することもある。
sin:サイン波のサイン。
sinの後の数字を-1以上1以下にする関数。
ω[rad/s]:角周波数のオメガ。単位はラジアン毎秒。
t[s]:時間。単位は秒。
θ0[rad]:初期位相。シータゼロという。単位はラジアン。
上式の()の中から見ていくと、
ωt、つまりω×t=θで回転角が表される。
θ0は初期位相、つまり最初の角度を意味するので、
ωt+θ0で最初の角からさらに回転した角度が求められる。
sin(ωt+θ0)、サインで挟むと、
その角度に対応した-1以上1以下の値が1個定まる。
A×sin(ωt+θ0)、最後にAを掛けると、
-A以上A以下の値が計算でき、
その値が音圧Pに相当する。