ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎⑬ 空気中の音速

空気中の音速

気温がわかると音速が計算できる。

もう既に忘れているかもしれないが、

中学校で音速は340m/s、つまり秒速340mということを教わっている。

ただし、これには注意書きがあって

『気温が約15℃のとき』

という条件がついてる。

つまり、温度が15℃ではないとき音速は340m/sからズレるのだ。

 

空気中の音速cは、四角枠内の公式で求められる。

0.6tというのは、0.6×tのこと。

『×』の記号が省略されているだけ。

ただ摂氏温度(℃)に0.6を掛けて331.5を足せば良い。

 

では、実際に問題を解いてみよう。

今回もただの計算問題。

公式の形を覚えてtに気温を代入して音速を求めよう。

 

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