ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎67 空気中の屈折

空気中の屈折

音速は空気の温度によって異なる。

地面からの距離で気温が変わるとき、音は屈折しながら進む。

 

気温が高いほど音速は速くなる。

公式は覚えているね?覚えてない人は投稿13に戻ろう。

夏の晴れた昼のように地上が気温が高いときはaのように進み、

冬の晴れた夜のように上空が気温が高いときはbのように進む。

 

日中に聴こえなかった遠くの電車の音が夜に聴こえるのは、

空気中で音の屈折が起きているからである。

 

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