ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎58 ドップラー効果 問題

ドップラー効果 問題

音響学の定期テストでどのように出題されるか。

生徒の3年分の過去問を見たところ、出題はこの1問のみ。

ドップラー効果の公式は覚えても使わないということだ。

少なくとも音響学では覚えなくて良い。

 

頭の中で救急車が近づいたときと離れていったときを考えれば答えは出る。

③の選択肢に変動音という新しい言葉があるが、

わからなければいったん飛ばして解答を探そう。

 

因みに、変動音を調べてもテキストには載っていない。

ネットに変動騒音についての解説があるのでそちらを参考にする。

変動騒音とは、

『騒音レベルが不規則かつ連続的にかなりの範囲にわたって変動する騒音』

と書いてある。

 

簡潔にまとめると、変動音は不規則に音の大きさが変わる音となる。

救急車が近づいてきたとき音の大きさは不規則に変わる?

変わらないよね。よって、③は除外できる。

 

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