ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎139 過去問㉘

過去問㉘

今回は音と振幅スペクトルの組み合わせで誤っている選択肢を探す問題。

振幅スペクトルはパワースペクトルと縦軸が異なる。

 

ここから先は難しくなるので飛ばしても良い。

フーリエ変換では、変換結果は一般的に複素数になる。

縦軸を振幅(の絶対値)、横軸に周波数(振動数)をとり

グラフに表したものを「振幅スペクトル」と呼び、

縦軸を絶対値の2乗(=パワー)、横軸に周波数(振動数)をとり

グラフに表したものを「パワースペクトル」と言う。

 

振幅スペクトルとパワースペクトルは縦軸の値が違うだけで、

音のスペクトルを表しているという点では似ている。

 

では、振幅スペクトルをパワースペクトルと考えたら解けるのではないだろうか。

復習範囲は投稿69投稿74

投稿77で過去に一度同じ問題を解いているので、今回はヒントなし。

 

cafetalk.com