ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎69 純音のスペクトル

純音のスペクトル

今回からスペクトルについて解説しよう。

上図が波形 (y-tグラフ)、

下図がスペクトル (音の大きさと周波数のグラフ)だ。

 

純音は周波数が1つしかない。

上図の例では400 Hzである。

もしその他に800 Hzや1200 Hzなどの成分があったら複合音になってしまう。

だから400 Hzのところに一本の線ができる。

 

今回からさまざまな音のスペクトルをグラフで説明するが、

基礎になるのはこの純音のグラフ。

この形が何を意味するのかしっかり覚えておこう。

 

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