今回は3問だけ。楽勝?そんなまさか。
私がそんなに簡単な問題を出すと思う?
この問題を余裕で解けたら理想的だけどそんな人は稀だろう。
この3問は音響学で良く出題される値だから必ず解けるようになりたい。
別にテストの山を張る訳ではないが、
頻出分野のように良く出される値がある。
音響学のテストの研究をすると割と顕著だ。
その一部がこの値なので解けた方が良いに決まっている。
解法は何パターンかある。
私はいつも通りの解法で解く方が間違いが少ないと思う。
音圧の基準値(20 μPa)で割って音圧比を計算してから公式に代入する方法だ。
問題1の別解を少し解説すると、
2 mPaの音圧レベルが40 dBだから、8 mPaはその2×2倍だと考える。
音圧が2倍になると音圧レベルは6増加するので、
40+6+6=52 dB
どう?複雑でしょう?
この解法の難点は、
①ある程度の音圧と音圧レベルを暗記していないとできない。
②音圧レベルと音の大きさのレベルで計算が違う。
③解法が複雑でわかりにくい。
楽をしないで今まで通り基本に忠実に解こう。
途中式の省略は禁止だ。