ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎81 デシベル計算⑤

デシベル計算⑤

今回から数学範囲のデシベル計算を解説する。投稿22の続きだ。

久し振り過ぎて忘れている人は投稿18~22を見返したほうが良いね。

 

投稿22までは音圧比の○○倍という数値が与えられていた。

でも、今回は音圧のPaから求めなくてはいけない。

そこで使うのが投稿18の音圧の基準値(20 μPa)である。

音圧比は与えられた音圧を20 μPaで割れば求められる。

後は今まで通り音圧比から音圧レベル(dB SPL)を計算すれば良いのだ。

 

ヒント1:20÷20=1、音圧1倍。

ヒント2:200÷20=10、音圧10倍。

ヒント3:2 mPaは何 μPa

 

dB SPLを求める問題は音圧から計算することが多い。

復習して必ずできるようになろう。

 

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