ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎㉑ デシベル計算練習③

音圧比からdB SPLを求める

今回の問題は音圧比が1より小さい場合の計算。

公式を忘れたら何度でも覚え直そう。今回は公式を書かない。

 

さて、音圧比1倍のときに0dB SPLになるということは、

それより小さな値になるということだ。

0より小さい数は何だろうか?

答えは負の数、つまりマイナスの数値になるのだ。

人間の可聴音域より小さい音も身の回りには存在する。

計算結果が-20dB SPLということもありえる。

 

それでは、さっそく今回の問題を解いてみよう。

ヒント1:0.6=6/10=2×3÷10

ヒント2:0.5=5/10=1/2=1÷2

ヒント3:0.2=2/10=2÷10

ヒント4:0.1=1÷10

ヒント5:0.05=5/100=1/20=1÷20

 

対数の計算では5を違う数字で表現するのがポイントだ。

 

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