ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎79 音のスペクトル 応用問題⑤

応用問題⑤

今回も正誤判定問題だ。

今までの投稿で解説していないものが多いからヒントを出そう。

 

ヒント2:

連続スペクトルの帯域を制限するというのは、

例えば400~800Hzだけ出力するということ。

バンドノイズに近いかもしれない。

連続スペクトルには無限個の周波数成分が含まれている。

その一部分は有限個になるだろうか。

 

ヒント3+ヒント4:

スペクトル傾斜(減衰傾度)とは1オクターブ、

つまり周波数が倍になったときに

どれだけ増幅または減衰しているかをdBで表したもの。

0 dB/octはパワースペクトルの傾きが0ということ。

つまり真っ平らだ。

 

ヒント5:

時間の窓で切り出すというのは、

持続時間を短くすると考えれば良い。

持続時間の短い正弦波は連続スペクトルだろうか。

 

今回でパワースペクトルの応用問題は最後。

わからない部分はしっかり復習しよう。

 

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