ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎110 指数法則⑤

指数法則⑤

投稿109の指数法則の拡張の解説をしよう。

まずは式2について。

{\frac{2}{3}}=2×{\frac{1}{3}}

ここまでは大丈夫だろうか?

分子と分母を別々にしただけ。

これが指数を含む文字式や数式になっても同じことができるのだ。

{\frac{1}{a}} =  a^{-1}

指数の同じ形にできたら、式1を使って指数を足すことができる。

実質引き算を計算すれば良いのだ。

 

式5は( )の外に指数がある。

これは( )の中身を指数乗するということだ。

イメージ的には分子と分母に指数を分配すれば良い。

 

解説見ても良いし、式の形を覚えても良い。

次回は指数法則の拡張までの範囲の練習問題を解こう。

 

cafetalk.com