ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎109 指数法則④

指数法則④

今回は指数法則の拡張で少しだけ複雑になる。

今までは指数に正の整数(1,2,3,・・・)しか考えていなかったが、

今回から0や負の整数(-1,-2,-3,・・・)も考えていく。

 

左側四角では、

文字の0乗、-1乗、-n乗について書かれている。

四角の下にa^{2}からa^{-n}まで順に書かれているが、

意味がわかるだろうか?

指数が小さくなるとaで割っていくイメージだ。

だから分数が出てくる。

 

これは数字でも同様に計算できる。

例1を解いてみよう。

 

指数法則②の四角では、

式2と式5が見慣れない形だ。

次回はそれらを解説しよう。