『クリック音は正弦波(純音)成分に分解できる』
この記述は◯か✕か。
ヒント:
クリック音とはインパルスのことである。
パルス波のパルス幅を狭くしていき、
幅が0になったものをインパルスという。
インパルスでは、音圧が変化する瞬間だけ聴こえる。
このように瞬間的に発生するノイズ様の音をクリック音という。
インパルスは連続波ではない。
そのため、インパルスに含まれる周波数成分には突出した成分がなく、
すべての周波数が均等に含まれる。
つまり全ての周波数成分を持つ正弦波に分解できる。
正弦波は音でいう純音のことである。
補足:
あらゆる周波数成分を持つので、
音のスペクトルは連続スペクトルになる。