ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

単位と補助単位の説明

単位と補助単位

音響学で躓く一歩目、単位換算。

先に言っておくと理系科目では単位が非常に重要になる。

例えば、1ミリも理解していないと言った場合、

1mgなのか1mmなのか1mLなのかで何を表しているかが異なる。

音響学を勉強すると、μPamPaPaといった単位に惑わされる。

 

でも、この表があれば大丈夫!

この表は右に行くほど値が大きく、左に行くほど値が小さい。

右に1マス移動すると10倍大きくなる。

左に1マス移動すると1/10に小さくなる。

オレンジのマスは基準値であり、

右に3マス進むと1000倍、左に3マス進むと1/1000になる。

 

英語圏では1000倍で,を打つので1000倍で接頭語がつくことが多い。

10000倍ではないのだ。注意しよう。

音響学は音圧の単位Paの他に音圧レベルの単位dBが使われる。

そのdBはB(ベル)という単位を10倍したものと考えるとわかりやすい。

私はこの表だけで15分間話す自信がある。

それだけこの単位と補助単位の表は重要なのだ。

 

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