ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎55 うなりの式

うなり 公式

閉管の共鳴問題は前回までで終わり。今回から別の範囲に移る。

うなり。うなりの回数の求め方を簡単に説明しよう。

fうなり:1秒間のうなりの回数

|f1-f2| これで「絶対値f1マイナスf2」と読む。

え?絶対値がわからない?

数学から離れている人ほど理解しにくいかもしれない。

 

要は、大きい方から小さい方を引けば良い。

これだけ。

1秒間のうなりの回数は、3回とか5回とか必ず正の数になる。

マイナスにはならないんだ。

-5回のうなりを聞いたことがある?私はない。

 

音響学だとそんなに難しいうなりの計算は求められない。

うなりの式は、大きい周波数から小さい周波数を引く。

これだけを覚えればOKだ。

 

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