閉管の共鳴問題は前回までで終わり。今回から別の範囲に移る。
うなり。うなりの回数の求め方を簡単に説明しよう。
fうなり:1秒間のうなりの回数
|f1-f2| これで「絶対値f1マイナスf2」と読む。
え?絶対値がわからない?
数学から離れている人ほど理解しにくいかもしれない。
要は、大きい方から小さい方を引けば良い。
これだけ。
1秒間のうなりの回数は、3回とか5回とか必ず正の数になる。
マイナスにはならないんだ。
-5回のうなりを聞いたことがある?私はない。
音響学だとそんなに難しいうなりの計算は求められない。
うなりの式は、大きい周波数から小さい周波数を引く。
これだけを覚えればOKだ。