『声道内で音波が共鳴するとき、定在波の波長は声道長の4倍である』
この記述は◯か✕か。
ヒント:
定在波と言う単語で閉管の気柱の共鳴を思い出そう。
波形を見たとき、定在波の波長が声道長の4倍の長さになるのは、
基本振動のときだけである。
閉管の気柱の共鳴の公式は、
fn:n倍振動のときの周波数[Hz]。最低共鳴周波数のときf1。
n:何倍振動なのかを表す自然数の奇数(1,3,5,・・・)
c:音速[m/s]
L:閉管の気柱の長さ[m]
で表されるので、閉管の気柱の共鳴が何倍振動になるか、
つまり第何ホルマントになるかで定在波の波長は変化する。