『周期が3msの複合音の第3倍音の波長は34cmである』
この記述は◯か✕か。
ヒント:
周期的複合音(周期音)は、
と書くことができる。
n倍音とはn倍の周波数の正弦波を表す。
基本音の周期をT1とすると、
2倍音の周期T2はT1/2となり基本音の周期の1/2になる。
同様に、
3倍音の周期T3はT1/3となり、
4倍音の周期T4はT1/4となる。
今回問題では複合音の周期が3msなので、
第3倍音の周期は3msの1/3だ。
つまり、1ms(ミリ秒)になる。
単位をミリ秒から秒に換算して、
f=1/T
周波数=1/周期
の公式から周波数を計算する。
次に、
c=fλ
または『お・は・し』から波長を計算する。
λ=c/f
波長=音速÷周波数
なので、音速cに340m/s、周波数fに1000Hzを代入して、
λ=340/1000
=0.34[m]
=34[cm]
最後は問題の単位に合わせること。