ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎③ 対数の定義

対数の定義

指数法則がわかったら対数の定義の解説に入ろう。

音響学を学ぶ人はlogの計算で躓くことが多い。

対数公式は覚えるだけだと応用問題に手が出せなくなってしまう。

まずは、落ち着いて基礎から勉強していこう。

 

数学的に細かい説明はしないけど、

上の図の四角枠の部分がルールだ。

指数を用いて上式のように表せるとき、

対数を用いて下式のようになる。

 

下式では、pは「aを何乗したらMになるか」を表す。

a、M、p、文字が色々出てくるけどまだ焦らないで。

登場人物のイニシャルみたいなものと考えておけばいい。

どれも変数でxやyみたいなものという認識でOK。

 

後述するが、音響学ではa=10として計算するからaはほぼ書かない。

だけど、logの後ろに小さい10があることを覚えておくと便利だ。

ここまでが理解できたらさっそく例1を解いてみよう。

 

cafetalk.com