ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎53 閉管の共鳴 応用問題⑤

閉管の共鳴 応用問題⑤

前回は外耳道を閉管に近似した。

今回は声道を閉管に近似する。

 

もう既に4回応用問題を解いているので閉管の式は見なくても大丈夫だよね。

基本振動の周波数の3倍が3倍振動の周波数、

5倍が5倍振動の周波数だ。

ここまで類題をやれば楽勝でしょう?

そんなに難しいことをやっているのではなくて、

難しい表現を使われて説明されるから難しいと感じるのだ。

 

声道の共鳴周波数帯をフォルマントと呼ぶ。

閉管の基本振動に対応する共鳴周波数帯を第1フォルマント(F1)、

3倍振動を第2フォルマント(F2)、5倍振動を第3フォルマント(F3)という。

 

ここで、テキストや資料を見てみよう。

今なら意味が理解できるはずだ。

数値と単位のチェックを忘れずに。

 

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