ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎⑪ 変位と時間のグラフ

変位と時間のグラフ

前々回説明したように、変位と時間のグラフ(y-tグラフ)は、

縦軸が変位、横軸が時間になっている。

もう一度言う。横軸が時間になっている!

これを見落とすとグラフから読み取れず計算ができないので要注意だ。

 

変位と時間のグラフでは、山から山までが周期になる。

同じ形でも波長にはならないのだ。

そして、周波数という単語が出てくる。

それは1秒間に何回振動するかを表す。

周波数は振動数とも言い、周期の逆数で計算できる。

 

左側の解説を読んだら右の問題を解いてみよう。

今回は時間が0、つまりスタート時に山から始まっていないので、

少し工夫が必要になる。さあ、どう解く?

 

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