ケイスケの音響学

言語聴覚士に必要な音響学の解説をします。

音響学の基礎358 フーリエ変換④

フーリエ変換

エクセルで正弦波のグラフをかいて、

三角波の合成をする様子を図にした。

 

三角波は三角形の波だ。

まずは、三角関数とその整数倍の周期の三角関数を用意する。

整数は、1、2、3、4、5、⋯、と増えていく。

そこで、1倍、2倍、3倍、4倍、5倍と足してみることにする。

 

 \rm{sinθ+\dfrac {1}{2}sin2θ+\dfrac {1}{3}sin3θ+\dfrac {1}{4}sin4θ+\dfrac {1}{5}sin5θ+⋯}

三角波を用いて方形波を合成するには上式のような計算になる。

ただし、数式を暗記する必要はない。

合成する正弦波を多くするとより三角波に近づく。

正弦波の合成だけで三角波が表現できることがわかれば良い。

 

方形波と三角波は数式が少し違うことに注意しよう。

 

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