ケイスケの音響学

音響学の解説をします。

音響学の基礎315 音の強さ計算 別解②

音の強さ計算 別解②

前回の投稿から音の強さを求める計算の別解を紹介している。

今回は具体的にどのように解くのかを解説する。

 

『音の強さのレベルが20dBのとき音の強さの比と音の強さを求めよ』

 

ヒント:

問題文で音の強さのレベルが与えられているので、

その値を式のdB ILの部分に代入する。

すると、10の指数が( \dfrac{20}{10})になる。

( \dfrac{20}{10})を約分すると2になり、

10の指数が2なので102となる。

音の強さの比は102倍と求められる。

 

音圧を求めるには今求めた値に10-12をかければ良い。

  P=10^{-12}×10^2

   =10^{(-12+2)}

   \rm{=10^{-10} \ W/m^2}

指数法則を覚えていれば指数の計算をするだけで音の強さまで求められる。

この解法を知っていれば早く解くことができる。

式だけ覚えてしまおう。

 

くれぐれも指数の分母を20にしないように注意すること。

音圧比を求めるときは、dB SPL=20log(音圧比)の20、

音の強さを求めるときは、dB IL=10log(音の強さの比)の10、

に由来している。

 

また、音の強さの単位を忘れる人が多いので、

単位までしっかり覚えよう。

 \rm{W/m^2} は「ワット毎平方メートル」と読む。